てらひま式ゲーム考察

ゲームの話とか僕の価値観の話とかします。

性癖を突き詰めることのすヽめ

ご挨拶及び前書き

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こんにちは、てらひまです。

本記事の内容とは直接関係ございませんが、先に御礼をさせて頂きます。

https://otakujukukou.hatenablog.com/entry/2019/07/20/123619

先日上記のブログを投稿させて頂いた所、多くの感想やメッセージを頂きました。

素直に嬉しかったです。

本記事の内容は格闘ゲームとは関係ありませんが、共通の閲覧者様も多くいらっしゃるかと存じますので、重ね重ねになりますが御礼と代えさせて頂きます。

 


また、本記事は上記をご覧頂いた方はご存知の通り、拘りが強くて頑固な僕の考えや主張を他にも発信したいと考えた結果の物になります。僕が拘っている自分とは何か、自分らしさとは何かを突き詰める際、多くの自分の好き、嫌いを突き詰める必要があると思っており、それらを人に推奨する為に最も突き詰めやすく、また、コンテンツ力として強そうなのは性癖の話だな!と思った次第です。


今回も長い記事になりますが、宜しければお付き合い下さい。

 


※本記事はほぼ全てが品のない話で構成されています。また、著者が男性であるため、男性視点の性への考え方や、男性特有の猥談等が散見されます。未成年の方、女性の閲覧は気分の阻害やてらひま個人の好感度の著しい低下を招く可能性がありますので非推奨です。

こんなのは建前だけどな。



三大欲求、そしてそもそも性癖とは

 

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皆様は三大欲求をご存知だと思いますが、

ここで改めてそれらを再度定義、考察したいと思います。

食欲  生物が存続(生きる)するために必要な栄養素の補充の為の欲求です。

睡眠欲  上記と同じく、体を休ませたり長期的な活動には不可欠の睡眠を取るための欲求です。

性欲  生物が存続する上で不可欠な生殖行為への欲求です。

 


これらの定義は細かい点では本質的でないかもしれませんが、概ねこんな感じ、といって差し支えないでしょう。

 


さて、これらに関して人間という生物の目線から見た際、他と一線を画すものがあります。

 


それが性欲です。

 


食欲、睡眠欲に関しては不可欠な上、生きるために必要である。という前提の元で、栄養素や休息を享受しています。

そしてそれらは生物学上、ある種の快感でもあります。空腹で食事をするのも、ぐっすり眠るのも気持ち良いですよね。

 


しかし、それら二つに対して性欲の立ち位置は特殊です。

 


食欲、睡眠欲は目的と常に合致しているため、目的を果たさなければ(食べなければ、眠らなければ)快感が得られません。

 


対して、性欲に関しては本来は生殖行為(=種の存続)への欲求が本懐であるはずなのに、風俗業の発展等からも分かる通り、自慰行為によって快感だけを得る事が出来ます。

 


私は、これは生物として存在する上では特異的であると考えますし、食物連鎖の頂点に君臨した人間という生き物の背負った業ではないかと思います。

 


そもそも人にとっての三大欲求は多くの拘りによって娯楽の域にまで来ています。

三つ星レストランや快適な睡眠のための寝具など、ただ胃を満たす、寝る。それらの目的への最短ルートではない可能性のあるものに価値を定義しています。

 


ここではその最たる物がアダルトビデオや風俗の発達であるとして位置付けたい所存です。

 


さて、ここまで他の欲求に比べて人の性欲の立ち位置が特殊であるという話をしてきました。

その特殊性は上記に止まりません。

具体的に話すなら、自慰行為やそれに属するようなオーガズムを得る為だけの行為は全て娯楽なのです。

 


例えば今をときめく学生の皆さん。そして社会の荒波に揉まれる社会人の皆様はこんな経験をしたことがないでしょうか。

 


「昼時だけど時間がないな、軽食で済ますか?もうカロリーメイトでも食べておくか。」

 


「このスケジューリングでは間に合わない…、朝までかければ終わるか?とりあえず寝心地は良くないけど事務所で仮眠を取ろう…」

 


食欲睡眠欲というのはこういった具合に、質を下げてでも欲を満たす必要があります。平たく言うならそうしないと死にます。

 


ですが、本記事を御閲覧の諸兄(恐縮ですが言葉を崩します。エロい話を堅苦しく書くのは僕も苦痛です。)

 


時間ねえけどしゃあねえ!シコるか!ってなったことがありますでしょうか。

惰性でシコることはあれども、大体シコる時はのんびりオカズを探せる余裕のある時ではないでしょうか。焦ってサクッとヌこうなんて事があったとしても、それは今後暫く忙しいからですとか、焦燥から来るようなもの。

上記の食欲睡眠欲に並ぶような義務感や必須感のないものであります。


というか義務感でシコってる人がいたら考え改めてくれ。なんの義務だそれは。


長くなりました。本題に入りましょう。

 


人には生物的欲求由来の娯楽が存在し、その趣味趣向が所謂性癖です。

一部の例外を除いて基本的に誰にでもあり、誰もが付き合っていかねばならない人の業。

 


それを突き詰めることで他の娯楽へもいくらでも流用が効くデータが手に入るのにそれをしないというのはあまりにも愚かだ、という主張が本記事の結論であり趣旨です。参りましょう。

 

 

 

何かを突き詰める意義、その1歩目としての性癖

 

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皆さんには性癖というものがありますか?

話が進まないからあるって言ってくれという本音を言うまでもなく、きっとあるのでしょう。

では、それはどの域でしょうか。

 


Q.貴方の性癖は?

A.ロリコンです

Q.何故ですか?

 


という質問を投げかけられた時。スッと答えられますでしょうか。

人間の興奮というのは何も性的なことのみではありません。男の子は誰でも変形や合体(えっちな意味じゃなくて)に憧れ興奮するものですが、それは性的なこととは無関係に"好き"の枠に入る筈です。

 


自分の"好き"を噛み砕いておけば新たな概念を目にした時、一歩を踏み出すかどうかまでの決断が早まる筈です。限られた人生の中で自分の好きなものを追い求めるためにも、"好き"を言語化することはとても意義があると私は思います。

平たくいうと趣味趣向を具体化できれば新しい楽しいことが見つかるよね!ってことですね。

 


"自分らしさ"というものを定義できた時、人はその土俵では一位になれるはずです。それを定義する為には自分を知る必要があります。それはこれが好きでもこれが嫌いでもこれが向いてる向いてないでも良いです。しかしその為には探求、経験、失敗、反省等多くの過程と機会が必要です。

 


そしてその機会を得る為に最もわかりやすく誰にでもあるであろうものが、私の想像の範疇では性癖であった、というのが本記事の生まれた経緯です。

 


少なくとも身近な人を見る限り無趣味な人よりも性癖がない人の方が稀な気がしています。統計とか取ってないですけど。

 

 

 

性癖を今の時代に突き詰めることの容易さ

 

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皆様ご存知かわかりませんが、昔は自販機でエロ本が買えたらしいです(僕も今二十歳なのであまり見たことはありませんが)。

 


想像してみて下さい。思春期の男子がエロ本を買う為に親の就寝時間、同級生との家の距離、その他様々な要因を考え、家を出る様を。

その手に握られているのは紙幣ばかりではありません。その情熱、好奇心、気合い。それらが人生を後に豊かにすることは想像に難くない。僕はそう思います。

そして無事任務を終えた彼は、その後二冊目に手を出す際、大いに自己分析をする筈です。それは家を出るまでのプランニングのみならず、自分がその本から得た興奮は何由来なのか。二冊目は一冊目より失敗出来ません。経験がある以上は反省と改善が必要だからです。

 


話を戻しまして、現代においては上記の購入→内容の把握→反省という流れはいとも容易く出来てしまいます。

DMMでサンプルが見られる時代です。ジャンルや出演女優、監督などから自動で樹形図のように飛べる時代です。

しかしだからこそ、我々はかつての少年たちが練りに練って購入し、何度も何度も読み返し、そして二作目を探す時にかけていた熱量を持つことが難しいです。

質が下がっているとすら言えます。

だからこそ、質の落ちた分を量で賄い、その量から負けず劣らずの質を作らなければなりません。

我々は利便性に甘えてはいけないのです。

便利なら便利なりにかつてそこにあった筈の質を取り戻すための策を講じる必要があります。

何事においてもそうです。

 


簡単に数式を解いてくれる公式は昔はなかったんです。ただ暗記するのも結構ですが、それでは数学者にはなれません。

人が何かの分野を突き詰めたいと思った時、利便性は上手く使わなければ枷です。

 


そして何かを突き詰めてきた人は往々にして突き詰めた結果を糧として生きていけると私は思うのです。

 

 

 

自分の性癖とそれを突き詰めた結果

 

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さて、ここまで具体例があまりに乏しいので恥ずかしながら僕の二大性癖について話します。

 


一つ目は眼鏡フェチです。

僕は昔(自覚したのは中二くらい)から俗に言う眼鏡っ子がめちゃくちゃ好きです。性癖を広義でフェチズムとするなら僕の性癖への探求の始まりはなんか眼鏡好きだな。から始まっています。謂わばダイヤの原石です。

 


そして中二の頃から既に僕は何事にも"好き"を拘り、突き詰めたい性分であったため、なんか好きだな、眼鏡。をそのままにしておくのではなく突き詰めました。

 


何故眼鏡が好きなのか、眼鏡という概念はファッションアイテムである他に人体に拡張能力を与える物でもある。では自分にとってはどちらか。伊達眼鏡も好きなので前者だ。というように二者択一を延々と繰り返すことで確立した僕の眼鏡観は

 

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というものに。

要するにアニメや小説における自分の好みの内面的な特徴を表現するための記号的な眼鏡というところから始まり、転じてそれが眼鏡そのものの魅力に至っているのだ、と結論が出ました。

眼鏡のキャラの内面的な傾向が好みなあまり、いつのまにか愛着や信頼感が湧いて眼鏡が好きになったようである、という結論です。

 


そしてこの結論はいつか変わるかもしれませんが、突き詰めて答えらしい物を導いた以上、後から違うかも、と思っても僕は眼鏡を突き詰めることにおいてはセーブデータをロードして途中から再開出来ます。これは大きなアドバンテージです。

 


さて二つ目は、

誤解なきよう前以てファンタジーの世界のみで、と断った上でですが、強姦物です。

 


三大欲求について定義した際にも書きましたが、私は性癖というのは人間が性欲を、オーガズムを娯楽とした故の弊害、生物界においてはバグのようなものだと考えています。

 


そもそも人間的にまとも(倫理観や法律>性癖)な考えを持った強姦物支持者は既に叶わない夢を追い続けることが決定付けられています。

 


だからこそむしろよりリアリティを追うのかもしれません。

 


話を戻しまして、一口に強姦物と言ってもやはり性癖は、物事は突き詰めてこそ自分らしさが見つかる。というのが本記事の本懐ですから、自分がそれを推す理由がなんなのかは探しておくべきです。

 


例えば輪姦、拘束のような外的、視覚的な要因なのか

それとも不本意であるという内的な要因が大切なのか。これらは自分の胸に聞いても良いですし、輪姦、拘束、一対一の強姦物を全部見て等価だと思うならきっとそれは内的要因が好きなんでしょうし、どれかが輪をかけて好きならその作品の他と異なる要素が好きなのか、あるいは女優が違うなら念のため同条件で違う作品を見るのもアリでしょう。

 


そして突き詰めた結果、人によって結論は様々でしょうが、こと僕にとっては不本意であるという内面的な要因が価値があるのだとわかりました。

しかしそうなると問題が起きます。

 


好みの作品を探す際に地雷が埋まるのです。

 


具体的に話しますと、僕はファンタジーだと分かった上で内的要因、不本意であるということを重んじている訳ですから、女優の演技力の比重が必然的に重くなります。

 


もっと言えば、これは最早本記事の趣旨と外れた私情ですが、強姦物なのにいざという時男優に気を使って腰を浮かす女優すらいます。

 


むしろその人間的な気遣いをしてしまうところに興奮するという人もいるかもしれませんが、僕からしたら興醒めです。

 


分かってはいても、夢は夢であってほしい。

ディズニーランドで頭を外すミッキーが居るでしょうか。

恋愛していたとしてもそれを公表するアイドルが居るでしょうか。

AV女優もまた、夢を売っているのです。

プロ意識が足りない。僕は憤りを覚えます。

下半身を露出したまま。

 


さて、前者のように肯定のスタンスから掘り下げることも、否定のスタンスから掘り下げることも大いに意義があることは伝わったかと思いますので、是非皆様も自らの"好き"或いは"嫌い"を突き詰めて頂ければと思います。

 


そして他のことを突き詰めた、本気でやった人はまた別なことを突き詰めたり本気でやりたい時にセオリーを知っていることになります。英単語を暗記出来るならきっとフランス語も暗記出来ます。

 


性癖でなくても構いません、何かを突き詰め、そこから学び、そして色々な物を突き詰め、考えて、自分の好きなもの、許せない物。こだわり。そういった自分らしさを早いうちに手にした方が、人生は楽しいのではないかな、というのが僕の主張です。

 


最後に

 

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余談ですが、僕は男女問わず不本意ながら自分に屈するというシチュエーションが好きなので、格ゲーを続けている理由の一端はそれです。リュウなのもそれ込みです。性癖を突き詰めた結果、好きなゲームと好きなキャラが選びやすいということもあるので、やはり何かを突き詰めておけば他のことに活きる、これが本記事のまとめになります。


また僕は元々好きなものを突き詰めたい、具体化したい性分でしたが、性格とは関係なく、やはりそれがとても大切なことだと思います。

勿論なんでも良いんですが、先述の通りあくまで一歩目としてとっつきやすそうなのが性癖かな、といった感じです。


そしてこれを人に話すのは、僕が今両手に収まらないほど得てきた友人や知人は僕の"らしさ"に少なからず惹かれて今も隣にいてくれるのだと思うからです。

 


ただ、それが大切なのだと言うことを言いたいがためにネットの海に自らの性癖を晒すフリーター男性20歳になるとは思いませんでした。

まあでも内容的に20超えないと書けないし、かといって21の人間が書くには品がない気もしているので今がベストだった可能性もあります。

 


社交辞令でなく本当の意味でお目汚ししたかと思います。大変失礼致しました。

 


再三になりますが、このような形でのらりくらりと今後も何か書いて行く所存ですので、宜しければお付き合い下さい。

 


てらひま

Twitter @genganannsu27